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#4climax

綺羅星ディスタンスの歌割り、見れば見るほどひさななすぎませんか。

A~Bメロを各ペアで歌っていく形ですが、三段階に分かれたステージの一番上で歌うのはひさななだけなんですよね。塔のふもと、ステージの真ん中に引かれた子午線を挟んで一瞬だけ向かい合うのはえもすぎました。


続きから氷雨ちゃんの孤独についてのメモ。


氷雨の孤独は、無響=誰にも響かない(響かせるつもりのない)孤独。
BGのプレコールに「積み上げるこの暗闇に」とあるので、ネガティブな孤独ではなく、好んで孤独になり一人で淡々と自分と向き合っている。

Delightで晶に対して「孤独に疲れるときもあると小春さんを見ていれば分かる」という台詞があるので、氷雨は孤独だけどそれに疲れることはない。つまり自ら好んで孤独を選んできた。その時間が氷雨の歌を高めてきて、氷雨はそのことを知っている。


ここから妄想。
舞台の『わたしたちがここにいる理由』のななの歌詞「慣れていた当たり前の孤独 舞台が変えてくれたの」を氷雨に当てはめると彼女の思考を追いやすいです。「慣れていた当たり前の孤独、それが高校で出会った舞台と仲間たちが変えてくれた」。ななは♯3のレヴューで「別れ」を演じ(劇場版を経て)自分の迷いを断ち切ります。氷雨はそれをしないまま「不合格通知を貰うこと」を選択します。

これが氷雨なりの別れ方(初雪の日と同じ😢)です。けれどいざ不合格通知をもらい孤独を突きつけられたとき、「心が壊れそう」になる。それくらい氷雨にとって青嵐の存在が大きくなっていて、自分の卑怯さに自己嫌悪に陥る(♯2と同じ😢😢😢)

ななで一度激しい自己嫌悪と後悔を抱き、BGとDelightで「相手と向き合うこと」を覚えた氷雨でしたが、それでも「自分は孤独なんだ」「孤独でも全然平気」と心のどこかで思っていたんだろうな~と思います。BGではさくらが登場して小春が立ち直ればそれでOK、Delightでも文が登場して晶が笑顔になったら颯爽と身を引きますし。

孤独についてはよく知っているけれど、寂しいという感情を知らなかったんじゃないかなあ。(こういうキャラクター、他にいないかなあ…)


台詞にある「他人に振り回されて自分が分からなくなっていた惨めな私」がどの時点の氷雨ちゃんなのか、少し考えます。たたむ

らくがき