ななに関してはハッピーなんですが
氷雨とななは一度ちゃんと終わってたことを受け入れるのには時間がかかりそうです

少しネタバレあり


♯2の「氷雨ちゃんと舞台を作るんだ」という未来への希望が、その後一切描かれてないというのがずっと引っかかっていて、かつひさななの希望でもあったんですが、でもそれはすでに終わってた。

青嵐BGのななゲスト回で「またこうして一緒に舞台に立ててますね」という氷雨の台詞を聞いたとき、もしかしてと思ったんですけど、♯2の群青の時点で二人の「一緒に舞台を作れなかった」ことへのケリはついてたんですよね。

ちなみにスタリラのクリスマスキャロルでも「氷雨ちゃんと舞台を作る夢、叶っちゃった」というななの台詞がある。そのときも「ここで終わったってことか」と思いつつ、なな主導ではない、主演でもない、舞台上で接点もない、舞台を作った描写もないので、腑に落ちないままになってた。

でもそうやって終わったことにしないとエルドラドのななにならないし、逆に夢は叶ったのにその後もしつこくひさななを共演させてくれたのめっちゃすごいな~、ひさなな愛されてるなと思う。


エルドラドでめちゃ良かったのは、戯曲『スタァライト』を通じてクローズアップされた「運命の交換」と「約束」が、戯曲が変われば誰とでも出来ると示された点。

まひるにも甘えられるようになって、誰の前でも子どもっぽいところを見せられるようになったのを見て、ななは本当に純那しかいなかったんだ!と驚き。自分を受け入れてもらえないかもっていう気持ちがずっとあったんだ…(だから受け入れてもらえることが唯一確定してる純那の怒りに弱かったんだ…)

やっとななと99期生が心の底から繋がれてよかったし、まひるちゃんを「眩しい」と感じてくれたのも良かった。自信を持てたからキスシーンで嫉妬もしないんですよね。ここの成長の示し方、さりげないけどよかったなあ。

本当によかったことばっかりなんだけど、スタリラや舞台版(というかコミカライズ版?)との繋がりも肯定された中、果たしてこのななの中に氷雨の居場所があるのかを考えずにはいられません。まさかエルドラドでひさななに影響が出るなんて思いもしなかったけど、氷雨がななに対して強くアピールしないのも、ジークフリートでななが氷雨を拒絶したのも今なら分かるんですよね…。

たたむ

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