中等部公演Remains、見てきました。パンフレットに「中等部の第二章となります」とあったので、もしかして全体的に6作構成なんだろうかと推測。来年は確実にあると思うし、早く来年が見たいです。以下ネタバレありの脚本に対する感想少し物足りないと感じたことも続きを読む今回5人も新登場して尺は足りるんだろうかと思っていたら、続き物でした。人物の感情の積み上げにかなり時間を割いていて、今までとは比べ物にならないくらいドラマが厚くなってます。聖翔と青嵐は全ての関係性がクレールとフローラに帰結するけど、シクフェはそうではないんですよね。だからそこに当てはめることのできない関係性や感情が見られるのがいい。しかもキャラクター10人の群像劇、そこから生まれる複雑な感情を「こんなに分かりやすく描ける???」ってくらい分かりやすく描かれていて、多分これが江嵜脚本の真骨頂なんだろうと思った。ロマーナがめちゃめちゃ個性的で魅力的。完全にヒール校。バチバチでツンツンな子たちはどうしてこんなに可愛いんでしょうか。この路線のまま、青嵐やエーデルみたいにぬるくならないでほしいけど、どうかな。江嵜さんならヒール校のままわいわいさせることは出来ると思う。でも、ちゃんと中等部ちゃんたちも負けないくらい魅力的で、しっかりとしたドラマがある。ロマーナが一切登場しない後半戦はすごかったです。それまでロマーナにわくわくしていたのに、一気に中等部ちゃんに持っていかれてしまった。なんといっても詩呂とクイナの成長ぶりがえもすぎる。二人のことが大好きになったし、一作目で感じていた「りょんりょんのしたたかな部分って、消えたのかな」とか、「みんくは結局舞台少女としてどうなりたいんだろう?」とか、そういう疑問をピンポイントで突いてきて嬉しい。各個人のドラマが厚くて、10人分の見どころがある。あのリボンのカーテンの中にならぶ5人のメインビジュアルを見返すと、色んなことが伝わってきてえもすぎです。以下ちょっとネガティブなこと。観客が少なすぎでは😂土曜昼公演なのに平日昼並にガラガラでびっくりしました。おかげで視界良好でしたが…。高校生組が出ないとこんなに違うんだと。去年も一昨年もなんだかんだ特典いっぱいつけて、高校生組で釣ってましたもんね。私はむしろ高校生組が出ないからこそ現場で見たいと思ったけど、知名度の差って如実に出るんだな。レヴュー、ないほうが良かったかも。なんでレヴューするのか分からなかったです。あまりにも唐突だし、何を奪い合うかもわからなかった。青嵐は「スタァライトを上演するために引き抜きをした」という明確な理由がありましたが、今回はそれもなかったような。見直せばあるのかもしれませんが。まだ終わってないのにロマーナ自ら逃げを選択したのも疑問です。レヴューって、精神世界で本音をぶつけ合うだけのものではなくて、「今観客に見られていて、逃げたくても降りることが出来ない、演じ続けなければならない」はずで、だからヒリヒリすると思うんですが、そういうのがなかった。今回、一番逃げたかったのは良子。いっそのこと良子が勝ち残る展開でよかったのでは。レヴュー内での成長がないというか、形式的なものになっていて、少し物足りなかったです。Remainsの全体的な感想としてはこんな感じです。青嵐BBに中等部ちゃん出るけど、ファンが増えるといいなあと思うし、来年の新作公演が今から楽しみになってしまいました。#舞台感想たたむ 2024.7.14(Sun) 09:24:49 つぶやき
中等部公演Remains、見てきました。
パンフレットに「中等部の第二章となります」とあったので、もしかして全体的に6作構成なんだろうかと推測。来年は確実にあると思うし、早く来年が見たいです。
以下ネタバレありの脚本に対する感想
少し物足りないと感じたことも
今回5人も新登場して尺は足りるんだろうかと思っていたら、続き物でした。人物の感情の積み上げにかなり時間を割いていて、今までとは比べ物にならないくらいドラマが厚くなってます。
聖翔と青嵐は全ての関係性がクレールとフローラに帰結するけど、シクフェはそうではないんですよね。だからそこに当てはめることのできない関係性や感情が見られるのがいい。しかもキャラクター10人の群像劇、そこから生まれる複雑な感情を「こんなに分かりやすく描ける???」ってくらい分かりやすく描かれていて、多分これが江嵜脚本の真骨頂なんだろうと思った。
ロマーナがめちゃめちゃ個性的で魅力的。完全にヒール校。バチバチでツンツンな子たちはどうしてこんなに可愛いんでしょうか。この路線のまま、青嵐やエーデルみたいにぬるくならないでほしいけど、どうかな。江嵜さんならヒール校のままわいわいさせることは出来ると思う。
でも、ちゃんと中等部ちゃんたちも負けないくらい魅力的で、しっかりとしたドラマがある。
ロマーナが一切登場しない後半戦はすごかったです。それまでロマーナにわくわくしていたのに、一気に中等部ちゃんに持っていかれてしまった。なんといっても詩呂とクイナの成長ぶりがえもすぎる。二人のことが大好きになったし、一作目で感じていた「りょんりょんのしたたかな部分って、消えたのかな」とか、「みんくは結局舞台少女としてどうなりたいんだろう?」とか、そういう疑問をピンポイントで突いてきて嬉しい。
各個人のドラマが厚くて、10人分の見どころがある。あのリボンのカーテンの中にならぶ5人のメインビジュアルを見返すと、色んなことが伝わってきてえもすぎです。
以下ちょっとネガティブなこと。
観客が少なすぎでは😂
土曜昼公演なのに平日昼並にガラガラでびっくりしました。おかげで視界良好でしたが…。高校生組が出ないとこんなに違うんだと。去年も一昨年もなんだかんだ特典いっぱいつけて、高校生組で釣ってましたもんね。私はむしろ高校生組が出ないからこそ現場で見たいと思ったけど、知名度の差って如実に出るんだな。
レヴュー、ないほうが良かったかも。
なんでレヴューするのか分からなかったです。あまりにも唐突だし、何を奪い合うかもわからなかった。青嵐は「スタァライトを上演するために引き抜きをした」という明確な理由がありましたが、今回はそれもなかったような。見直せばあるのかもしれませんが。まだ終わってないのにロマーナ自ら逃げを選択したのも疑問です。
レヴューって、精神世界で本音をぶつけ合うだけのものではなくて、「今観客に見られていて、逃げたくても降りることが出来ない、演じ続けなければならない」はずで、だからヒリヒリすると思うんですが、そういうのがなかった。今回、一番逃げたかったのは良子。いっそのこと良子が勝ち残る展開でよかったのでは。レヴュー内での成長がないというか、形式的なものになっていて、少し物足りなかったです。
Remainsの全体的な感想としてはこんな感じです。
青嵐BBに中等部ちゃん出るけど、ファンが増えるといいなあと思うし、来年の新作公演が今から楽しみになってしまいました。
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